【ルワンダ情報】ルワンダにあるアフリカ布(キテンゲ)と、洋裁のお話し。

アフリカ雑貨に引き続き、アフリカ布のことも紹介しておこうと思います。

残念ながら、ルワンダにあるアフリカ布はほぼ輸入品です。(私が知る限り)

もしも、ルワンダ産があれば、迷わず買うんですけどね・・・・。

とはいっても、町中見渡せば、アフリカ布を巻いている人や、身につけている人、ドレスやシャツとして着ている人がたくさんいます。

ルワンダの好きなところは、1つ1つの色がはっきりしていて、それが組み合わさることでとても明るいところです。

赤土の色、空の色、日差しの強い太陽の色、人々の肌の色、身につけるアフリカ布の色、これが組み合わさると最強です。

見ているだけで、明るくなる国ルワンダ。(アフリカ全土かもしれないけど、私はルワンダしか行ったことないのでルワンダを強調しておきます。)

初めて入国した時、この国で大虐殺が起きたとは思えなかったですし、想像してた以上に人々は明るかったことを覚えています。

勝手な想像をしすぎていた自分自身が、ほんとに愚か者だと思いました。きっと、知らない人はそんなイメージを抱いていると思います。

だからこそ、私は今のルワンダを紹介したくて、多くの人に知ってほしいです。

日本人として、この国(ルワンダ)から学ぶことがほんとに多いからです。

今日は、そんなルワンダにあるアフリカ布と洋裁について、私の経験談を元にお話ししていきます。

ルワンダにあるアフリカ布(キテンゲ)の特徴

東アフリカには、3つの布があって、ルワンダにある布は、キテンゲという蝋引き布です。

東アフリカにある3つの布
  1. カンガ
  2. キコイ
  3. キテンゲ

それぞれの特徴を見ていきましょう。

1、カンガ

カンガより写真引用

カンガより写真引用

カンガとは、あざやかなデザインが施された長方形の1枚布のこと。まわりには縁取りがあり、中央にはスワヒリ語のことわざやメッセージが書かれています。

素材はコットン100%。

大きさは、タテ110cm、ヨコ150cmです。これは、首から膝、あるいは胸から足の爪先までをおおうのにちょうどいい長さです。

東アフリカの人々は、カンガを2枚1組で買い求め使用しているのが一般的です。

カンガ・マジック101 一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフより引用

2、キコイ

キコイより写真引用

キコイより写真引用

キコイは、もっと個性的な長方形の綿織物。

シンプルなデザインのこの織物は、おもに東アフリカ海岸地方に暮らす男性がまとう伝統的な衣装です。

細いボーダー柄に織られたものもありますが、普通はシンプルに織られているのが一般的。両端をフリンジされているものもあります。古典的なキコイは、2枚の手織りの長い布を縫い合わせてできています。

カンガ・マジック101 一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフより引用

マサイ族の方が身にまとっている布のことと思います。

3、キテンゲ

キテンゲ

キテンゲ

キテンゲは、ふつう女性のファッションテキスタイルとしてドレスやスーツの生地として使われるほか、カーテンなどのインテリアクロスとしても使用されます。

カンガと比べると、布目がつまっているコットンクロスです。

キテンゲのデザインは、カンガのように四方が縁取りされているものもありますが、多くは上下のみ縁取りのあるローリングデザインです。

カンガ・マジック101 一枚の布で楽しむ東アフリカ・シンプルライフより引用

ルワンダにある布は、このキテンゲと言う布です。

キテンゲ布

キテンゲ布

キテンゲの特徴は、綿100%で、触り心地は、パリっとしていてかたく、しっかりしています。

この布を、現地の人々は身につけて衣類にしたり、赤ちゃんを包む布として使ったり、バッグとして使ったりしています。

基本、身にまとう感じでしょうか。

ルワンダの首都、キガリでは、キテンゲを身にまとう人はいますが、最近の若い人たちはあまりキテンゲをまとっていません。

意外と、普通の服を着ています。

年齢高めの女性は、キテンゲを身にまとっている人が多いです。

キガリでは、ドレスやシャツなど、服に仕立てて着ている人が多く、男性も、シャツやパンツとして着ています。

田舎の方に行くと、布そのものを巻いている人の方が多いです。

ルワンダでは洋裁師を目指す人も多い

足ふみミシン

足ふみミシン

人々の生活、服として使われているキテンゲを仕立てる洋裁師も至る所にいます。

学歴がなくても、洋裁を学べば職業に繋がるので、洋裁師を目指す人はとても多いように感じます。

市場の中でも仕立てのスペースがあり、そこにミシンを持った人々が並んで仕事をしている姿もよく見ます。

ちなみに、ミシンの多くは懐かしの足ふみミシン(↑写真)です。

日本では逆に希少価値の高いミシンではありますが、だいたい1台1万5千~2万円で購入できます。

洋裁を学んで、ミシンを買って、仕事をして、売り上げを少しづつ貯めて、さらに良いミシンを買う、というのが一般的な洋裁師を目指す人の流れです。

しかし、貧しい人も中にはいて、洋裁を学んだけどミシンを買えず行き止まっている人もいます。

洋裁のみならず、他の分野でも同じことで、就職に関しても簡単ではないというのがルワンダの現状でもあります。

ある意味、運と言ってもいいかもしれません。

貧しい人生から誰かのサポートにより、成功している人もいますし、孤児から成功者になった人もいます。

学校に通えたのに就職がなくて無職の人もいますし、ルワンダを見ていると、人々の人生は、ほんとに運である、とはっきり言ってもよいかもしれません。

私の活動する技術専門学校の洋裁クラスでは、学生たちは足ふみミシンを使って技術を学んでいます。

いまだに足ふみミシン?って感じですが、それでも貴重なミシンなんです。

停電しても、使えますし、何十年も前から使われているものもあるので、長持ちするのでしょう。

まっすぐに縫うだけならそれでも十分ですが、技術を学んだあとは、もっといろんな縫い方に挑戦したくなりますよね。

就職したり、仕事を始めていくうちに、少しづつ多機能なミシンに変えていく、というのが洋裁師を目指す人の理想でもあるようです。

まとめ

ということで今回は、アフリカ布(キテンゲ)と、洋裁のお話しをしてみました。

ルワンダに行くまでは、アフリカ布にも種類があることすら知りませんでした。

ルワンダにある布は、思っていた以上にパリパリしていてかたい布でした。

東西南北でどのような布が使われているのか、生産されているのかが違うというのも面白いですよね。

次回はキテンゲについて第2弾ということで、現地で布を買う時の注意点などについてこれまでの私の経験を元にいくつかポイントを説明しようと思います。