【ルワンダ情報】ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

前回の記事(ルワンダにあるアフリカ布(キテンゲ)と、洋裁のお話し。)に引き続きます。

今回は、ルワンダでキテンゲ布を買いたい時に、事前に知っておいた方がよいことと、買う前におさえておきたいポイントを紹介します。

この記事を書く理由の1つに、私は布を買いに行ったのに、買えずに帰ってしまった・・・という経験が何度もあるからです。

なぜかと言えば、布の数、色、柄が膨大だからです。

見て気に入った布を買おう、と思っていても、見れば見るほど決められなくなります。

事前に色や柄を決めているならまだしも、何も考えずに行くと、膨大な色と柄の布を見続けることによって、目がちかちかしてきて負のループにハマってしまう可能性があります。(何度も経験済み・・)

せっかく布を買いに行ったのに買えなかった、という事にならない為にも、ある程度キテンゲを買いに行く前の知識を入れておいた方がよいです。

これからルワンダに行く人、初めてルワンダでキテンゲを買いに行く人にとって、少しでも参考になればと思います。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

布を買う前に知っておいた方がよいこと
  1. キガリでおすすめの布屋さん
  2. 布は、だいたいいくらで購入できるのか?
  3. 布を買う時の注意点とアドバイス
  4. 参考として、16枚のキテンゲを紹介
おまけ
  1. 現地の人に服や小物を作ってもらいたい場合は?
  2. キテンゲ布で作りやすい服とは?

それでは、1つ1つ見ていきましょう。

1、キガリでおすすめの布屋さん

Kigali Fabric Market

地図でこの辺りになります。

Kigali Fabric Market

Kigali Fabric Market

この通路を入っていくと、たくさん布のお店が密集しています。

Kigali Fabric Market

Kigali Fabric Market(一番手前左にあるお店)

Kigali Fabric Market

Kigali Fabric Market(一番手前左にあるお店)

中でもクオリティ面などで特におすすめなのは、一番手前左側にある布屋さんです。

ショートカットのおばちゃんが運営しています。英語はあまりしゃべれなくて、現地語かフランス語なら通じます。

常連になれば、値段交渉しやすいですが、他のお店と比べると布のクオリティが高いので、そこまで値段を下げてくれません。

質の良い布を探す場合は、ここで見つけるのが良いと思います。

クオリティにそこまでこだわりがない場合、または他にもいろんな布を見てみたいなら、さらに奥に進んでいくと、たくさんお店が並んでいます。

Kigali Fabric Market

Kigali Fabric Market

通り道にもこのようにたくさんの布が、積み重なっています。

Kigali Fabric Market

Kigali Fabric Market(一番奥、横並びのお店)

Kigali Fabric Market(一番奥、横並びのお店)

Kigali Fabric Market(一番奥、横並びのお店)

通路の一番奥まで行くと、横長にずらーと布屋さんが並んでいます。

それぞれ、区画ごとにお店が分かれていて、店員が近くに座っています。

ここにきてしまうと、布の膨大さに目がちかちかして気分が悪くなってきますので、決めるなら即決が無難です。

ここでも中にはクオリティの良い布も眠っています。

布を買う際は、必ず手に取って触ってみるようにしましょう。

質の良い布とはどんな触り心地なのか?

についてはさらに詳しく下の方で紹介しますね。

ちなみに、最初に紹介した一番おすすめの布屋さんと、この一番奥の横並びの布屋さんの間にもたくさん布屋さんがあるんですが、間にある布屋さんはクオリティが低いものが多いです。

なので、めちゃくちゃ安く買うことができます。

テーブルクロスにするとなら、安いので、この辺りの布でも良いと思います。

※平日は夕方18時くらいまで空いていて、日曜日は閉まっていますので要注意。

2、布は、だいたいいくらで購入できるのか?

キテンゲ6ヤード

キテンゲ6ヤード

布は、基本6ヤード(5.4864メートル)で売られています。

頼めばカット売りもしてくれます。

6ヤードでだいたい14000フラン~18000フラン(1700円~2300円)が相場。

日本で布を買うのに比べると、かなり安いです。

もちろん、クオリティによって値段が変わってきます。

クオリティの高い布を買うのに安くしてくれと頼んでも、なかなか下げてはくれません。

ちなみに、これ布?というようなサラサラしていてパリッパリしている布があります。

5000フラン(600円)とかで買えたりしますので、クオリティを求めていない、テーブルクロスとかにしてただ敷いたりする、みたいなのには適しているかもしれません。

昨年私は、白いキテンゲに目をつけていて、値段を聞くとなぜかものすごく高かったです。たしか30000フラン(3700円)。今までの倍の値段だったので、マジか?と思いながら、買わずに終わりました。

クオリティが高いから安くできない、と言われたのですが、その時私日本人一人だったので、ぶっかけられてるのかな?と思いました。

衣類に適しているのはやっぱりある程度クオリティの良い布です。

クオリティの良いというのは、触り心地がしっとりしている布です。

ほとんどのキテンゲは、ノリがついているからか、表面がパリっとしています。

洗えば無くなると言われていますが、最初からパリっとした感じが少ない布、またはほぼない布がクオリティ良いです。

値段は少々高めなので、ここは交渉次第になります。(だいたい16000フランくらいまで下げてくれる)

数枚購入すると交渉しやすいです。

布を買う時は、日本人だけで行くよりは、現地の友人とかを連れて一緒に行く方がおすすめです。

また、出来れば店員と仲良くなっておくと、次から買う時にいろいろアドバイスしてくれたり、買いやすくなります。

3、布を買う時の注意点とアドバイス

もしも布を買う!と決めた場合は、布屋さんに行く前にこの3つのポイントを事前に考えて行った方が良いです。

3つのポイント!
  1. 何に使用するのか?を明確にしておくこと
  2. ある程度色を決めておくこと
  3. 柄の大小を決めておくこと

というのは、最初にもお話ししたように、布を買いたいのに全く目的がなかった時、布を見れば見るほど迷って決められなくなるからです。

ただ、見るだけならまだしも、買いたいのに変えない迷路が続くと終わりが見えなくなります。

最終的に、目がチカチカしてきて具合が悪くなることも・・・あります。

なので、小物を作るとか、ワンピースを作るとか、風呂敷にするとか、目的を決めて、色の候補と柄の大小を事前に決めておくと、その範囲内で選べばよいので割と選びやすくなります。

ただ、決めたのに候補が見つからない場合もあります。

そんなときにとっておきなのは、最初に写真を撮っておくことです。

時間がない時にもおすすめで、すぐに選べないけどゆっくり選びたい時のために、とりあえず写真をざっと撮って後でゆっくり見てから選ぶ、という方法もおすすめです。

実際に触り心地や値段に関してはわからないので、写真でいくつか候補を選んで実際に確認する、と言うのが良いでしょう。

また、探している布がある場合、店員に同じものはないか?と聞くのも早いです。

在庫があるかないか、不思議と秒速で答えが返ってきます。

無限にある布ですが、同じ品質、同じ柄のものはたくさんなくて、その時々で変わってくるので、もしもお気に入りを見つけたら、なるべく数枚同じものがある場合は買っておくのがおすすめです。

ちなみに、日本に買って帰る場合、6ヤードの布はけっこう重いです。

なのであまりたくさん買って帰れないというのが難点。

なので私は毎年、2枚か3枚しか持って帰れないのが現状でもあります。

4、参考として、16枚のキテンゲを紹介

柄と色、こんな感じです。(※クリックで画像拡大できます)

この10枚のキテンゲは割とクオリティの良いもので、6ヤードで約1000フラン(1800円)。

クオリティの良さが良くわからない時、例えば1度洗ったときに色落ちするかしないか、という判断でも確認できます。

クオリティの良いものは色落ちしません。

洗って色落ちした場合、あまりクオリティが良くなかったということです。

ちなみに、布屋さんにはカンガ布を売ってるところもあります。

キテンゲがメインにあって、カンガ布が隅っこや、上に吊るしてある場合があります。

なので、ルワンダではカンガ布も一応購入できます。私は買ったことないので値段はわかりませんが・・・。

現地の人に服や小物を作ってもらいたい場合は?

How to Order??

How to Order??

ルワンダでは、購入した布を服に仕立てたり、小物を作ってもらうこともできます。

私は街中で作ってもらった経験がないのでよくわかりませんが、洋裁師も無限にいるのが事実。

もしも、依頼したい時は、事前に評判をチェックしたり、おすすめの洋裁師を教えてもらってオーダーするのが良いでしょう。

この記事も参考になります↓↓

ルワンダ首都キガリでオーダーメイドのお洋服を作ってみた!【テイラーさんも紹介】

ちなみに私は、毎年活動している技術専門学校でオーダーして作ってもらっています。

New Hope Technical Institute

FBより

New Hope Technical Institute

FBより

New Hope Technical Institute

FBより

New Hope Technical Institute Rwanda

学校のアトリエにて、卒業生や、先生が作ってくれます。

服に関しては、身体のサイズを測ってもらい、サイズに合うように作ってもらえるし、小物は要望を告げれば割と要望通りに作ってくれます。

私がこれまでに作ってもらった作品は、アフリカンドレス上下、ワイドパンツ、トップス、フレアスカート、トートバッグ、ポーチなど・・・。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

手前が自分のバッグで奥が作ってもらった同じ形のバッグ

また、このように自分の持っているトートバッグとかを見せて、同じ作品を作ってもらうこともできます。

ルワンダの洋裁を学ぶ学校の授業風景の一部を紹介します。日本とは違っておもしろいです。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

FBより

直接布に線を引いて、

FBより

裁断して、

FBより

ミシンで縫います。

FBより

授業中のノート

FBより

まず、採寸して、布に直接線を引き、裁断して、足ふみミシンで縫います。

工程は日本と同じだと思いますが、なんか生徒たち生き生きしていて見てるだけでも楽しいです。

ルワンダでは、あまり型紙というものを使いません。

実際に、サイズを測り、布に直接線を引いて裁断します。

日本ではゆとりのある服が流行っていますが、ルワンダではぴったりとした服が基本的です。

体のラインが見えるように服を着る、という感じでしょうか。

ちなみに、女性であれば細い人より太めの人の方が美しいとされており、細い人は、ただの子どもとみなされます。

脚も太い方がモテるし、全体的に太い人がモテます。

日本で太っている、と言われる女性がルワンダに行ったらものすごいモテる可能性がありましすし、太さの基準も違うので、全然太くないと認識されることもあるでしょう。

各国の美の基準って、全然違って、知れば知るほど得をするなんてことを思ったり・・・。

だって、日本だけしか知らないとしたら、太っていることがコンプレックスとして生涯を終える人もいるんじゃないでしょうか。

世界に出れば、出るほど得をするし、生きるのが楽しくなる、とはまさにこういうことでもあります。

ちなみに、私の活動している技術専門学校では、これから卒業生が作った作品等を商品化していくそうな

ので、機会があれば是非寄ってみてはいかがでしょうか?

オーダーも可能です。

キテンゲ布で作りやすい服とは?

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

FBより

女性用チュニック。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

FBより

男性用シャツ。

キテンゲでなんでも作れるのは確かですが、ものによっては上手くできないものもあります。

布の特徴として、パリっとかためなので、フレアスカートを作ったら、想像以上にフレア~になったりします。

布の特徴をよく理解したうえで、どんな服を作るかを考えるのも良いでしょう。

キテンゲ布のトートバッグやパソコンバッグはとても使いやすいですし、ルワンダの宣伝にもなりますので日本で常に愛用しています。

ワイドパンツも履きやすく、素材が綿で涼しいので、夏には最適です。

しかし、現地でオーダーして作ってもらう場合、どうなるかはわかりません。

また、洋裁師の腕もまだまだそこまで高いとは言い切れません。

気になる部分で糸がほつれていたり、あぁ残念・・・ということもしばしばあります。

また、デザインもやはりルワンダっぽい感じの物が多様なので、雑貨屋さんに置いてあるワンピースは私たちにはちょっと着難いなぁと思うものが多いです。

なんとなく思うのは、ルワンダ全体的に洋裁師は多いので、彼らの腕が少しづつでも上がればより洋裁という分野でも捉え方が変わってくるように感じます。

若い人向けのデザインや、衣類を作れる人が増えてくると、若い人もキテンゲの服を着るんじゃないかなとも感じます。

洋裁師を育成するために、NGO団体の協力も多くなっていると思います。

活動中出会った、カナダ人女性のファッションデザイナーさんに、以前ファッションショーに招待していただいたことがあります。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

DODA International / ファッションショー

現地の人がデザインするものと、やはり全然違いますね。

アフリカ布のキテンゲをさりげなく活かしたデザインが素敵です。

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

DODA International / ワンピース

ルワンダでキテンゲ布を買う時の注意点とアドバイス

DODA International / ワンピース

他にもこんな作品がありましたが、2枚目のワンピースなんかは超かわいくて、絶対ルワンダの人がデザインでしないようなデザインだし、布の使い方とデザイン次第で全然変わってくるんだなって思います。

DODA International アトリア

DODA International アトリア

DODA International アトリア

DODA International アトリア

世界的に活躍、外国人向けにも顧客を狙うならば、やはりさまざまなデザイナーのセンスやデザインを参考にしていくことも結構重要だなと思いました。

DODA International

DODA International

DODA International

学校でのワークショップや、現地人女性のフォローアップなどをされているそうです。

このようなアトリエがあって、作品を購入することもできます。

さすがに、クオリティの高い作品が多く、街中の洋服とは一味違う感じがしました。

洋裁技術のある方、ルワンダに行けばかなり活躍できると思いますよ♪

と言う感じで、キテンゲを買う時のアドバイスから話がだいぶ膨らんでしまいましたが、今回は以上になります。