2つの活動を通して感じたカンボジアの今

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7年ぶりの、プノンペンの朝日

チョムリアップスーォ!!

先月のことですが、タイからカンボジア(プノンペン)に移動し、今回2つの活動に参加してきました。

母が長年カンボジア支援活動をしているので、そのお手伝いではあったんですが、私個人的にもカンボジアに随分行っていなかったので、行くタイミングにもなりました。

 

カンボジアと私の歴史

トーゥールスレン虐殺記念博物館

実はわたし自身、2013年からカンボジアの子どもの教育費支援を始めました。

1万5千円(※現在は1万8千円)で、カンボジアの子供が一人、1年間学校に行けるそうです。

なぜ始めたのか?って話なんですけど、

当時タイ古式マッサージサロンで現役セラピストをしていまして、施術メニューに180分フルコース1万5千円、というメニューがありました。

贅沢なフルコースをお客さんに提供する日々で、その時にたまたまカンボジア里子支援の話を聞いたんですね。

「カンボジアでは、たった1万5千円で子供が1人1年間学校に行けるって、ほんとですか?」

と言う感じで驚きました。

ポルポト政権時代に、多くの知識人が殺されてしまったカンボジは、まだまだ学校に行くことのできない子供が多くいて、貧しい生活を送る人がいるのが現実。

そんな驚きの真実を知ってから、私は今まで何をしていたんだろう?って自己嫌悪に陥りかけましたね。

同価格のフルコースメニューを提供した場合、提供後、お客さんは満足されて帰っていきます。

施術者としては、喜んでもらえてよかったな、という思いと、お客さんとしては、気持ちよかったな、楽になったな、至福の時間だったな、という感じ。

どっちにしろ、その喜びって、長く継続しない、個人的な一瞬の喜びに過ぎないんですよね・・・。

だったら、カンボジアの子供を1人支援した方が、長期的な喜びとかに繋がるのでは?

と思い、即里親として支援を開始しました。

かれこれ今年で7年目になります。

里親になった後、すぐにスタディツアーがあったので、参加して自分の里子とも対面する機会がありました。

プノンペンの村に住んでいて、当時11歳、小学4年生の男の子でした。

母親はいますが、父親は死別しており、妹と弟がいました。彼の家庭は、極貧証明書というものが出ているほど貧しい家庭でした。

最初に会った時は、笑顔一つなく、ほんとに暗い表情だったのを覚えています。

毎年は行けなかったので、写真が送られてきましたが、ようやく3年目くらいに初めて笑っている様子を見れました。

この子笑顔あるじゃん、と思い、年々笑顔が出てきて表情が出てくるようになりました。

そうやって、今年で7年目になり、里子も18歳になったのですが・・・・。

残念なことに、彼は最近学校に来ていないという知らせが来て、確認してもらったところ、仕事をしているということでした。

家庭では長男の立場、弟と妹と、母親と、やはり彼が働かざるを得ない立場になってしまったのだと思います。

彼の夢は、学校の先生でした。

学校に通った数年で、たくさんのことを学んだと思うので、学校を卒業、進学できなかったとしても、家族を養える立派な大人になってほしいです。

今は、継続して彼の妹の支援を開始しました。

我々支援者としてはせっかく支援したのに結局そうなるの?って思ったりもするし、とても残念ではあります。

しかし、それが今の現実であるんだなと痛感します。

やはり家庭状況がそうであると、学校に通うことは可能だとしても、家族を養ったり、お世話をしなくては生きていけない、だとしたら、学校に行けなくなってしまうんだなぁって。

極貧家庭がまだあるとしたら、家庭ごと救える方法を探さなくてはならないですよね。

しかし、このようなカンボジア里子支援を始めたことで、無縁だったカンボジアという国がとても身近な国になり、カンボジアに自分の里子がいるし、自分にとってはカンボジアの家族であると感じます。

子どもの夢をサポートすることができるということで、こちらとしても、生きる喜びってのが大きくなるんですよね。

ただ気持ち良い施術を受けて、自己満足して、そんな生活だけをしていると、ほんとにただの自己満足で終わってしまいます。

日本でセラピストをしていて、何か物足りなく感じていたのは、それだったのかなって思いますし、何においても自分の武器(できること)を使って誰かのためにできることに貢献していけると、より生きる喜びが増えるなっていうのが私の意見です。

そういう事のはじまりで、後々アフリカとも縁があり、タイ古式マッサージサロンで磨いたさまざまな技術をアフリカの人々に教えていく、という活動にも携わらせてもらうようになりました。

そのことに関しては、またこのブログでも書こうかなと考えています。

 

2つの活動を通して感じたカンボジアの今

そんな私とカンボジアの歴史が前提にある中で、今回6年ぶりのカンボジアにやってきて、大人の方々の健康診断と小学生の身体測定、そして読み語り授業を行いました。

カンボジアでは、健康診断がないそうです。

健康診断という医療システムを定着させていく目的と、学校でも、日本ではやっている身体測定、これを学校で定着させ、さらにはまだない保健室を作ろう、というのが目的です。

医療関係者ではなくても、我々日本人は、身長体重くらいは測れますので、意外とカンボジアでは役に立つんですよね。

あたりまえに行われていることが、国を一歩またげばまだ行われいない、ということをまず知らなくてはいけません。

大人の方々の健康診断では、みなさん自分自身の健康状態を知れる喜びと、色々気になっている様子が伺えました。

 

小学校での身体測定では、視力検査で、病院に行けば治るような眼の患いを持つ子が数名いたと聞きました。

2つ目の読み語りの授業では、カンボジアの大学生と協力して行いました。

活動の事に関しては、長くなりますので、ここでは省略させていただきます。

※興味がある方がいれば、フェイスブックで発信しています。友達申請かフォローしていただくと閲覧できます。

医療関係者であれば、もっと多くの内容ができますし、発展途上国で何か活動をする、という経験は、特に若い人にとっては貴重な経験になります。

 

で、私がここで言いたかったことは、

この2つの活動を通して、さらにはカンボジアの現在の様子、人々との交流を通して、教育の乏しさを実感してしまいました。

カンボジアで、他の国とはまた違う、教育の乏しさを実感したんです。

何が?って言われると、難しいのですけど、カンボジアにしばらく滞在して、人々の中に入ってみると、その何が?がわかります。

2度目ですが、

カンボジアはポルポト政権時代に、多くの知識人が殺されました。

↑この恐ろしさ、をほんとに痛感します。

 

まだまだ教育においては発展途上だと思いますが、リーダーとなる若い人々がたくさんいるので、ほんとに頑張ってほしいなと思います。

そして、私にも何かできることがあれば、協力したいと思いますし、そういいった現実を1人でも多くの知らない人たちに伝えていかなくてはならない、と思っています。

例えば、海外で何かをしてみたいとか、国際協力の分野で何かをしたいという方は、カンボジアからスタートするのは非常におすすめです。

 

カンボジアを勉強する

最後に、カンボジアの歴史やポルポトについて学習できる資料等をまとめておきます。

 

DVD、動画

僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia. 

カンボジアの支援を始める前に、ちょうど公開されて、観た映画です。

若い人向けで、カンボジアの歴史やポルポト政権時代に何が起きたのか?

とてもわかりやすく、現実的なので、若い人や、初めてカンボジアに行く人におすすめ。

 

キリング・フィールド HDニューマスター版 [DVD]

これは代表的な映画ですが、私はまだみたことない。

機会があれば、みてみたいです。

 

少し前に、放送されたものですが、この回の内容が非常にわかりやすかったです。

以前you tubeで観れたのですが、現在無くなっています。(これは予告のみ)

日曜ゴールデンの池上ワールド 池上彰の現代史を歩く【第7回 カンボジア内戦 謎の独裁者ポル・ポトとは?】

どこかで見つけたら、是非観てほしいです。